雪色のカレイドスコープ+6
〜 六曜の守護者
〜
ストーリー
ハルシア連邦の首都、Shiny
Sunny Town。
丘陵地に在るその街は、太陽に近い日だまりの街。
そして200年の平和が続く街。
*
その平和を人々の暮らしを守り続けている者が居た。
名をリームという。
見た目には普通の少女。
しかし、計り知れない魔力と永遠の生命を持つ女性であった。
*
今より200年前。
英雄王ハルスは戦乱のこの地を統一すると、
諸制度を改革し、共和国連邦国家を樹立した。
*
初代連邦盟主となったハルスがもっとも警戒したのは、
この地に戦乱をもたらした謎の邪悪、
『六曜を汚す者』だった。
*
ハルスはリームこそが唯一、邪悪に対抗できる存在であることを看破した。
リームを六曜神殿の神官長に赴任させ、
さらに盟主直属の騎士団、ファイブ・スターズの中心に据えた。
*
ハルスの死後、盟主は何代も交代したが、
リームとファイブ・スターズは連邦中の人々から信任され、
『六曜を汚す者』の企みをことごとく退けたのである。
*
そして、今。対決の時が迫っていた。